趣味のパイプで想うこと。

パイプ煙草を密かに楽しみ、想いを書きしたためます。読んでください。

コンフォートその言葉に想う。

消し忘れたろうそくが燃え尽きる手前で新しいのに火をつけて、今それが燃えはじめたところ。約4時間20分の燃焼時間とある。よくある普通の白いろうそくですがそれでも灯りは良い感じです。ろうそくを作ってみたいと想って芯を買ったが作らず結局仕舞いの、流れていく日々。時間があったらなんても想っていないほど失念していました。来年はミシンをやりたい。でもそれも、ずっと前から想ってる。来年は実現しますように。十万円捻出できないできたとしても、余裕がない日々。いや、その時はいつもミシンなど想いもよらない。ジーパンの膝が破れて、それが縫えませんでした。捨てて仕舞えば良いでしょうに。意地になってます。手に入れ得てたのは補修パッチアイロンで貼りつけるタイプ24色だ。この世に色んな色の布色んな色の糸。自分で選んで縫えたら、自分で自分のジーパンリペアできます。カッコイイビジョン。昔って言ってもそこまで昔じゃないぐらい前。貧乏な農民あたりが着るものをずっと補修して着てたようだ。それがどうも展示してあったみたいで、またまたカッコよかった。つぎはぎだらけの羽織りもの味がある一点もの。なんだか羨ましかった。

 

深夜にホウジクキチャを嗜みながら、手元にはブラウニー。食べようかどうしようか迷ってる。なぜかってまじで美味いから。なくなると悲しくなりそうな年末年始。賞味期限はまだ先にある。この味わい食感心地よい空間。猫を膝に置きながら、ブラウニーを食する。まさに至福のコンフォートを今得てしまって良いのでしょうか。ブラウニー、最後の一個だ。お店は年明けまでやってないよボーイ。

 

つまりお気に入りのそのつぎはぎだらけの羽織りなんて持ってない俺はそのなんだか羨ましい。お気に入りのブランケット。子供が好きなタオル。なんだ、大好きな人形だとかそんな大事なものみたいに、コンフォートだ。戦後。団塊。ニュー世代の誰かが見れば、なんだよ。貧乏くさいなあとか想うかもしれない代物。高級最新ファッションブランドトレンド流行色。とは、買い換えることのできない。比例できない代物。

 

冷蔵庫のビスは外しながら、文句はないが、あーあと溜息一つ。冷蔵庫がなければいいのにと想う。冷蔵庫がなかった時代を知らない世代。巨大な金属の箱。一家に一台数年で買い替え当たり前。商戦続々新商品。エコな省エネ新発売。俺の真冬の冷蔵庫、一日何度も開けている冷蔵庫。冷凍室は空のままで今夜も冷えていてもアイスクリームは一つも入っていないし、冷蔵室には、なによ。必要な冷気はきっとチーズだけでした。

今の便利な世の中の恩恵なんだけど、それは重々わかっているのだけれど、これって本当にコンフォートなの?物流の大発展の理由は冷蔵技術でしょう。肉や魚だって世界中に運べる冷凍のまま自宅の冷蔵庫まで。で

も今、我々が恐れているのは、巨大な物流止まって、電力が止まって、全てのカチコチの冷凍品が溶けて腐ってしまうことなんだと想う。

それはまさに体制の終わりの日みたいだな。

そんな現代社会は、ほんとうに居心地の良い空間なのかな?

コンフォート、その言葉に想う。

 

つぎはぎだらけの羽織りもんぺの彼等に冷蔵庫のない時代に学びたい。

 

彼等はきっと笑うと想う。

 

ブラウニーは食べました。まじ美味い。