趣味のパイプで想うこと。

パイプ煙草を密かに楽しみ、想いを書きしたためます。読んでください。

ランダム効果とその上達。

ミントクリームフレイバーに意外にハマった。偏頭痛との相性は微妙。

いや良くないだろうなと理解しつつ今夜も台所で喫んでいる。

 

作品展のため、かつて使った技法で一枚絵を描いている。以前は一年ぐらいかけてのんびり描いたものだ。これで確か?3回目なので、上手くなり、計画的に描き進めている。それは良いことなのか、わからないと自問自答しつつ今夜はそれについて書きたい。

色鉛筆のセットを買ったので、色試しにはじめた、ブルーにもいろいろ揃っている濃い書き味のもの、薄い透明なもの。ランダムに鉛筆を選んで同じ模様を紙一枚に描き続けるだけなんだけど。ヨーガの修行。そうだな、ジャパといって、写経じみたものだ。それに遊びを足して色を重ねたり、組み合わせの効果を試した。

今でもランダム性を重視し、時に色鉛筆をかき混ぜながら一本選び取って描き進めていく。

自分の持っている道具。油性色鉛筆を知るところから始まったが、それに理解が深まりつつあり、そのランダム性から、徐々に効果を狙えるようになってきた。それは3回目故の計画的に事を進めていけることと、似たような色の中から、同じ色の色鉛筆を、見出してひろえるようになったからだ。

緑にも、いろんな緑があって、その色鉛筆の束の中から、同じ色の色鉛筆をひろえるようになった。

そのうちきっと色の名前も覚えてしまう気がする。今は覚えていないけど。

この絵も終盤に差し掛かっている。この絵がないと、次の作品展は締まらない。故に手を出したが、以前一年以上かけたものを2、3か月でクリアしていくと思うとはじめ気が滅入りそうで怯んだ。運良くバイトが切れたものの、風邪など繰り返し。やる気が出る1日数時間を日々こなす事に慣れていない自己完結テレワークな自営業的作業に俺は、なお怯んだ。金になる可能性はあるのかどうか未だに不透明な地味なアートワーク。それでも、描き進めてさえいれば、とりあえず完成はあるのだとしみじみに楽しみ。

我ながら徐々にだが以前に比べて上手くなっている。色の効果を理解し始めている。これは下手でも完成させ額装でもすれば見栄えのする技法だが、以前よりも観る側により効果的に映るだろう。そこまで面白い作業ではないのだが、(ランダムに白紙を塗り潰していくだけ)終盤に来てようやく面白くなってきた。色鉛筆は地味な作業なため、まあ進まない。前回のバイトで腱鞘炎もありで痛いし、小指にもタコができた。1日絵だけを描く人ではないので、それなり別にやる事あるわけだし。それでも作業の進度が気になるものだ。1日なんてあっという間だ。そろそろ終わると思うと、ずごく嬉しいような寂しいような。全体観た感じ。手が止まるまで色を足す。感覚的にこれでよしとなるまで。もう22時。今夜は眠いので描かずに眠る。ムーは出かけて行った。

次の作品展は、これまた良い。絶対観に来た方がいいと想う。