猫の顔に想う。
早朝 二杯目のコーヒー。とリザーブ2019 いい。ひとまず一間。
いい。晴れた日曜。これから山へ、その数十分前。
ムー太郎(猫)が今朝2時ごろ帰宅した。
玄関先で呼びかけてドアをかける。わーっと言いながら入ってくる。ご飯を食べてわーわー言って、寝るパターン。
ふと猫の顔なり、姿なりをみた時、想う。最近すでにしっかりと見ていない時間があるなと、もうすでにムー太郎はまじまじ見る対象ではなくもう記憶のムー太郎であった。寝起きだった俺がぼんやりしていたせいかどうか。何か不自然な新鮮味というか違和感に似た生命体に再び遭遇感。改めてましてはじめましてでもない。至近距離。心を許している間柄。夏のように毛が抜けずいつのまにかもさもさの冬支度。食欲も戻り、健康的。すれ違う。ほぼ寝ている。鼓動は早く。
生きる時間は我々よりも普通短い。
あまり目を合わすことなく
当たり前に過ぎていく。
いかん。勿体無いかも。と想った。