趣味のパイプで想うこと。

パイプ煙草を密かに楽しみ、想いを書きしたためます。読んでください。

ムージャロウボーイというあだ名。

雨が降り続く。目を覚ませしてみたら、しっとりしている部屋の中をアリが行列を作り、ムージャロウボーイのご飯をあてにして歩いていた。玄関の割れたコンクリートの隙間から出入り。そこにふた粒のキャットフードを置いておく。あっという間に部屋まで上がって来なくなった。

焼き海苔をあげるようになって、そればかり欲しがるムー太郎。最近では噛み付くほど、欲しがる有様だ。噛み付くと言っても甘噛みだがその執念は冷蔵庫の前で首で指図するほど。

カリカリをカリカリと音を立てて食べて欲しいのにそれほど普段、食欲のない奴にそれは普段期待できない。混ざって与えても海苔だけ食べるその選り好みに感服している。あげる量は少量だがこのままでは海苔猫になると危惧し、無視したりするのだが、大騒ぎをするほど、中毒的なので、落ち着くように鰹節や煮干しのおやつと混ぜてあげるのだ。

雨なので外に出たいようで出たがらない。(雨を確認して逃げる。)やりとりをこのところ続けることになる。

雨が降ると涼しくていい。湿っぽいが仕事もやりやすいと思う。いや晴れていた方がいいかな。

カッパのゴアテックスはとっくに染みるので二枚重ねで着ることもある。

濡れると体が冷える。鼻水が出るのはきっと冷えたせいだ。

 

創作作業をそろそろしたいと思って日曜日に望んだんだが、結局鉛筆一つ持てなかった。やる気になれなかった。眠気に微睡み、食事をして過ごして昼寝、夕寝で結局この時間。ああもう一眠りのためのブログ更新だ。ムー太郎も眠いようで一緒に寝た。眠い時の眠い猫はいい。眠った方がいい。

ベニヤが一枚。白い紙が一枚。それらは描くものはある程度決めておいた。結局描く気になれなかったけど。まあいいやと次の小説を手に取ることに。この際積読の小説でも読むかな。物語とリンクしていく日常は楽しい。言葉の紡ぎ、その影響下にある日々で得るクオリアは未だ未知。導きを信じる。同じ街を走る日々で発見できるもの。その感覚を味わう。点から点へつなぐ線繰り返す日々の中で浮かび上がる立体は未だ朧げ。そのうちきっともうすぐ慣れていく。体も順応していく。その上で出来上がっていく像が浮かぶのが楽しみでならない。

私だけが知っているものを探して発見して立ち上がらせることができたら、

それはそれできっと嬉しい。

ムージャロの体を撫でる。傷がかさぶたになり、剥がれて治癒していく。

焼き海苔を食べるだけに黒い毛は黒黒艶やかだ。