行ったこともない氷の国の言葉を想う。
14時過ぎてしまって、いつもの場所。
いつも閉まっているパン屋が今日に限って開いていた。閉店。閉めたのかな。なんて思ってた。
聞いたらいつも開いてるって事。やってるってよ。
俺が見ている時間、通りかかるきっとタイミング、きっと早朝か休みの日。それとも閉店後でした。
ラッキー。安心しました。もう菓子パン二つ食べてしまった。速攻で食う菓子パンにいつも想う。
後でとっておけば良かったって。夜のおやつや、小腹が減るだろうな。
夕暮れ時に、お茶でも入れて齧るのさ。あーあ勿体無い。
でもさ、きょうはあと一個ある。クリームパンを手もとにキープ。
奇跡の大人買い菓子パン三つ買い。➕ハードなパン。それも楽しみだね。
重みがあってぎっちりしているやつ。名前はわからない。いろいろ入ってる。
腹が減ったら食べよう。オリーブオイルもあるしね。
もうムキになってる例の公募展。その作品が額装されて仕上がってさっき、届いた。
対面。パイプ一服吹かす。
三度目の正直からの堂々の四度目の挑戦。
仕上がりの余裕感はフレーマーの技。
手元から離れた作品はもはや俺のものではない。
すでにどこか他人事。
これは論文的な美術だ。執念と呼ぶべき粘り強ささ。
ポジティブで挑発的。ストリート、現代芸術、美術界隈、どこにももたないコネクション。
どこにも属せないyogiならではのカウンターストレート。
この町が最先端だって、今度こそ見せつける。レペゼンかます。
どうだ、口だけじゃねえぞ。
と自画自賛。佳作でも入選をと期待しつつもだ。
これはすでに手を離れ、どこか、他人事だからだ。
世話になった、行ったこともない氷の国の言葉を想う。
ベリーを探して森の中を歩く。氷の湖にダイブする。湧き上がる熱蒸気。粒々の玉の汗。
踊ろうぜ。なんだよ見てるだけか、踊れないのか。って誘ってくれて、
なかなか踊れない当時の俺がいて、
いや踊れるよ。なめんな。見せてやるってな。調子に乗ってた。
今じゃ、結構いけてる。
ありがとう。これは恩返しさ。
三塁回ってホームベースへ
スーパー自画自賛。