趣味のパイプで想うこと。

パイプ煙草を密かに楽しみ、想いを書きしたためます。読んでください。

サタンの尻尾。

水曜日の夜に搬入がありその次の日の午後に集中が途切れてしまった。疲労もピーク。展示の準備も終わり。午前中から、想念が変化していたのには気がついていた。雑念とはなにかをここでは問わない。きっとどうでもいい心配事、他人事。3時の休憩にリンゴを一つ食べた。

その後の事。俺はそこでサタンに出会う。苛立ちと、気怠い時間の流れ。俺はどうして、こんなクズみたいな事してんだよ。くだらねえ。俺の頭の中で問い続けていた想念は全く理不尽な怒りに変わり、挙句、悲しみと化して無気力としてあわらはじめ、鉄球の足枷を嵌め、長い、強制労働。have toがやってきた。ヤバイな。冷んやりとした。振り払えない。力が湧いてこない。

少し離れて、検討した。思い当たるのはリンゴ。ほとんど噛まずに十分以内で食べた。果物といえども、噛まなければ、消化に30分以上はかかるだろう。きっと1時間以内。消化にエネルギーが回っているきっとそうだと想った。

落としたくない。これだけは最後の砦。守らないとならないだよ。だから、あらゆる言葉を探した。慰めは今はいらない。朝から考えていた想念にはこう言った。カンケネエワンモレヤルカヤラレルカナラヤルダケダ。ざっくと切り裂く。壊すためにやる。手加減したらこっちが傷つく。望むところだよ。

オレヤオッリャと言葉をかけまくり、経過を待った。次から次へとラインには、鉄の箱が運び込まれる。一番辛い時が一番大事な勝負時。もう一回もう一回。…

時計を振り返り、4時半ぐらい。まだ後1時間ある。もっとやれるぐらいに想えた。want toに変化していた。きっとリンゴは消化を終えたのだ。

そこでわかった。きっとサタンは、セルフトークの中から現れる。想念の途中でゴールを見失う。見定めていたはずの目的地はベールで陰り、人はいつの間にか闇に迷い込むのだ。そしてそれに気がつかないまま、生命現象の間サタンの奴隷となり、死ぬ。邪悪とも言うべき、心身を犯すその猛毒はある意味で楽だが、究極の苦しみと退屈だ。乗り越えるべきであって、避けるべきであって、トレーニングぐらいにチャンスぐらいに思って一思いにぶった切ってしまえばいい。サタンの尻尾は見つけたぞ。勝ったも同然だ。もう負けるはずがない。愛してる。愛は勝つ。愛し合う事。それは最高に輝いている。とんでもないぶっ飛んだ閃きが降りてきそうだぜ。

 

行きたい場所を目指しながら最高のパフォーマンスを日々目指し、スキルを上げながら順調な流れを維持しつつ満ち足りた日々に感謝しをやり繰りしている。

 

休みます。おやすみなさい。