ネタを探して。
言葉の力について最近考えていたのだ。一つ小説などを読めば、その期間楽しめるように、物語が頭の中にあるもので、あるはずのない登場人物がカタチを纏い頭の中に存在している。
今気がつけば、その影響力は凄まじく、私の脳が拾う情報さえ、変化してしまうのだ。ガラリ見える景色が変わってしまう事にいつのまにかに気がついた。だから本はいろいろ読んだ方がいい。
楽しいよ。小説を読みまくるなら、そこを自覚した方がいい。自覚できたのなら物語を構築できる。
パーソナルソングって映画で、記憶障害や、認知症になっても思い出の音楽を聴くと、自動的に、ニューロンの発火が起きて、当時の情景や記憶が蘇る。それはみんな持ってるんだ。音楽の与えるクオリアは偉大だ。しかもそれはそれぞれ個人によって必ず違う。違う時間、違う場所。だからいっぱい集めるといい。あなたの好きな曲。あの瞬間ラジオで流れていた歌。そのビートは思い出せないでいても頭の記録に残っているのだ。気持ちいいよ。未来のあなたは過去に聞いたあの瞬間のあの曲を今思い出す。クオリアのリアリティーが高ければ高いほど、時間の流れってなんだろうねってなると思うよ。
ときめきの質感。それはとっても美しい宝なんだ。
それが美しいければ美しいほど、時空を超えてしまう体験をするんだ。
去年の11月頃に手に入れて未だ始まりのまま読み止めている白銀の墟で放浪の旅をしている訳ありの男、項梁なる登場人物が頭の中で旅の出番を待っている。そろそろ読むべき時か。もう少し積読しておくか。
怒りや憎しみに支配されそうな俺はどうすればいいのかずっと考えているんだ。
偏頭痛が最近やたらと重い。今までになかった。定期的にやってくる。
どうも睡眠不足が影響している。少々力を使いすぎる傾向が否めないこの頃。
ただ、最近コツがわかった。
考えない。楽しくやれるぐらい力をぬこう。
あーあ楽しいな。たくさんある仕事に集中モード。
がしがし、もうネタがないほど身軽なってしまった。ついに筆も止まってしまったよ。
あーあ。ネタも財布もすっからかん。
明日はどこへ行こうかな。
ときめきの質感。
君に会えるかもしれない。